序章 サウォネとは
サウォネ(ttubooneu /səwoˈneː/)とは、ケヘティ(サウォネ:kueketeek, アイシェノン: GehetönDom')東部に位置するフォウシェ(サウォネ:poootke, アイシェノン: Phö'she)周辺で話される言語で、フォウシェの第一公用語でもあります。 サウォネまたはフォウシェ語と呼ぶのが正式な呼称で、サウォネ語は誤りです。 話者数約20万人、文字はサナフナナ(ttaennuk'nuanua)というわずか9文字のみからなる独自のアルファベットを用います。 接頭辞と接尾辞を多用して時制・態・相などを表現する膠着語で、基本的な語順はSOVまたはSVですがが、文脈や修飾構造によってしばしば変化します。
文字は9文字と少ないものの、それらの組み合わせで10個の母音と20個の子音を区別します。 また、会話ではリエゾンや母音の脱落といった音韻変化が頻繁に起こります。
文法面では、名詞に多数・少数という区分がある点や、動詞を挟む両側接辞による否定、動作が「予測通りか予期せぬものか」を区別する点が特徴的です。 また、コピュラを持たず名詞の並置で表現する点や、10進法の数詞体系も挙げられます。
目次
- 第1章 文字
- 第2章 発音
- 第3章 コピュラ文
- 1部 人を呼ぶ、「〜は〜だ」
- 2部 これ・それ・あれ
- 4部 基本のあいさつ
- 第4章 動詞の基本
- 1部 語順
- 2部 時制
- 3部 否定
- 第5章 疑問文
- 1部 「何・どれ」
- 2部 「〜ですか?」
- 第6章 修飾
- 1部 形容詞と副詞
- 2部 所有と属性
- 3部 「~と」
- 4部 比較
- 第7章 受動と使役
- 1部 受動態「~される」
- 2部 使役「~させる」
- 3部 受動使役「~させられる」
- 第8章 予測と不測
- 1部 予測
- 2部 不測
- 第9章 話者の態度
- 1部 命令と提案
- 2部 推奨・常識
- 3部 伝聞や推測
- 第10章 「~できる」
- 第11章 文を繋ぐ
- 1部 「~して、そして」
- 2部 理由と目的
- 3部 仮定と逆接
- 第12章 理由・手段・役割
- 1部 「~なので」
- 2部 名詞を使った理由や手段
- 3部 方法
- 4部 資格・役割
- 第13章 複雑な文を作る
- 1部 長い目的語の扱い
- 2部 動詞で修飾する
- 第14章 数と時間
- 1部 数の数え方
- 2部 大きな数
- 3部 記数法
- 4部 時間の表現
- 付録 数字変換ツール
- 第15章 言葉を作る
- 1部 名詞化
- 2部 その他の語形成