2部 子音

飾音

サウォネでは子音を飾音(しょくおん, TODO:飾音の訳)と呼び、すべてで20の飾音があります。

飾音は基本の文字である t tk kb bp pn n の5つに、いくつかの文字を組み合わせることでできます。これらの基本の文字を基本飾音と呼びます。

飾音は、一部を除いて次のような規則で作ることができます。

  • 単飾音(TODO:単飾音の訳): 基本飾音のみからなる飾音
  • 声飾音(TODO:声飾音の訳): 基本子音の後ろに u u をつける
  • 連飾音(TODO:連飾音の訳): 基本子音を繰り返す
例外は、tk tkttk ttkbn bnです。

表1: 飾音
グループ 綴り 発音 説明
t t t /t/ 日本語の「タ」の子音です
tu tu /r/ 日本語の「ラ」を、よりはじくようにした子音です
tt tt /s/ 日本語で「ッサ」という時の子音です
tk tk /ʃ/ 英語のshの音です
ttk ttk /t͡ʃ/ 舌を前に出して「チ」というときの音です
k k k /h/ 日本語の「ハ」の子音です
ku ku /k/ 日本語の「カ」の子音です
kk kk /x/ ドイツ語のch。口の後ろ側を狭めて「ハ」というときの音です
kkk kkk /k͡x/ kk kkの前に、小さく/k/を付けて、「クハ」というような音です
b b b /w/ 日本語の「ワ」の子音です
bu bu /b/ 日本語の「バ」の子音です
bb bb /v/ 英語のvを少し長くしたような音です
bbb bbb /b͡v/ bb bbの前に、小さく/b/を付けて、「ブヴァ」というような音です
bn bn /m/ 日本語の「マ」の子音です
p p p /f/ 英語のfの音です
pu pu /p/ 日本語の「パ」の子音です
pp pp /p̪͡f/ ドイツ語のPfの音
n n n /j/ 日本語の「ヤ」に近い。舌を後ろに上げて、口の上と擦るようにした音
nu nu /n/ 日本語の「ナ」の子音です

末飾音

サウォネでは、単語の末尾の子音を末飾音(まつしょくおん, TODO:末飾音の訳)と呼び、語頭や語中の飾音とは音が変わります。

例えば、次の単語を見てみましょう。 末尾のt tや、k kp pは原則として発音しません。

  • 「積む」 bont bont /wũ/
  • 「公共の, 社会の」 tteunt tteunt /sœ̃/
  • 「腕」 ttunp ttunp /sũ/
  • 「ゆるす」 apek apek /ɑˈfe/

末尾のb b/u/の音になります。 基本的に直前の母音と結合して二重母音となり、/u̯// のように表記されます。

  • 「不足する」 bboetuoob bboetuoob /vœˈrou̯/
  • 「学校」 kukoeb kukoeb /hə'hœu̯/

e eの仲間の母音である、ee eeoe oeなどのあとのne ne/-j/という音になります。

  • 「街, 集落」 peene peene /fij/
  • 「一方の」 tteeene tteeene /sei̯j/

それ以外の、次のような末飾音はそのまま発音します。

  • 「折れる, しわ」 nataebb nataebb /jɑˈtav/
  • 「店」 kuakk kuakk /kɑx/

まとめると、次のようになります。

表2: 末尾の子音
末尾の子音 発音
t t, k k, p p 発音しない
b b /u/の音になる
e eなどの母音のあとのne ne /j/の音になる
その他 そのまま発音する